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本草綱目翻訳  肺結核に効く鰻

 

現在コロナウイルス対策が大変重要です

マスクをしましょうと言われますが

私(木室ミヱ子)はマスクでは

予防には力不足と考えています

何故なら

ウイルスは粘膜から侵入します

目の粘膜 耳の穴からも

皮膚の気孔(きこう)からも侵入します。

一番の予防法は免疫力をつける事と考えています

免疫力は東洋医学では気です

気と血が足りていれば

病気は防ぐ事ができるというのが

東洋医学の考え方です

鰻は今回のコロナウイルス対策には

肺臓を強化しますので 効果的と考えます

そこで 何故?

鰻が肺結核 

肺臓の病気に効くと言われるのか?

 

鰻は阿膠(にかわ)が多い

肺臓は乾燥される事が弱体化に繋がります。

秋に肺臓が傷つく季節と言われるのも

秋は乾燥の季節だからです。

阿膠は肌を潤います。

肌が潤いますと バリア機能が強化され

色々な菌や化学物質を肌に侵入しない様に防ぎます。

人間やペット 畜産動物にしても

病気になりますと病気を治すための

食べ物を身体が要求します。

その為

肺臓の弱い方はうなぎが大変大好きです。

 

韓国の建国大学

韓醫學博士 李豊遠

農學博士 全炳台 の協力のもと

翻訳が叶いました。

お二人に大変 大変 感謝です。

漢方薬を勉強される方の為に翻訳しました。

 

韓国の建国大学

韓醫學博士 李豊遠

韓国の建国大学

農學博士 全炳台 

(米山記念奨学事業 韓国米山学友会 会長)

の協力のもと

翻訳が叶いました。

お二人に大変 大変 感謝です。

漢方薬を勉強される方の為に翻訳しました。

漢方薬は一つ一つの

単味の生薬の効能効果を掴む事で

処方を正しく使いこなす事が出来ます。

症状だけで漢方薬を選び患者さんに

処方すると言う事は

副作用を起こす事になります。

何故?

頭痛として漢方薬を選ぶとします。

頭痛の原因は色々あります。

脳腫瘍が原因?

貧血が原因?

風邪が原因?

筋肉の萎縮が原因?

虫歯が原因?

寒さが原因?

暑さが原因?

二日酔いが原因?

高血圧が原因?

低血圧が原因?

咳と選ぶとします。

咳の起きている原因として

肺臓の熱からくる咳が原因?

肺臓の冷えからくる咳が原因?

肺臓の乾燥からくる咳が原因?

肺臓の熱と乾燥からくる咳が原因?

肺臓の冷えと乾燥からくる咳が原因?

頭痛にも色々原因が異なります

咳も原因が異なります

頭痛 咳 だけで 処方が選べますか?

何が原因かにより

全く選ぶ 処方が異なります。

その漢方薬が

冷やす性格? 温める性格? 乾燥させる性格? 

潤わせる性格? 風を除く性格? 暑を除く性格 ?

風の邪 寒の邪 暑の邪 湿の邪 燥の邪 火の邪

が病気の由来による場合

薬の性格を掴んで処方する事が大事です。

どのような性格の処方なのか掴む事で 

正しく重病人の方が生きかえる程の

効能効果を発揮します。

それができなければ 

重病人に処方した場合

死に至らしめてしまいます。

漢方薬に 副作用は有りません。

副作用は処方する人が処方間違いをした事により

発生するのです。

副作用を発生させないためには

醫方集解に記載されています。

漢方薬の風邪薬 

張仲景(ちょうちゅうけい)の傷寒論を制覇すべきです。 

風邪薬の種類の中には

発表之剤 攻裏之剤 表裏の剤 和解の剤 があります

上記の剤を全て制覇する事です。

風邪の症状を全て 掴まなければ

風邪から来ている症状であるのか

持病から生じている症状であるのかが

判断できないからです。

重病な方に風邪なのに間違って 

血や気を補う製剤を与えた場合

たちまちに風邪が悪化し死に至らしめてしまうからです。

下記の剤

補養之剤 理気之剤 理血之剤 

祛風之剤 袪寒之剤 清暑乃剤 利湿之剤

潤燥之剤 瀉火之剤 除痰之剤 消導之剤 

殺蟲之剤 明目之剤 癰瘍の剤 經産之剤

全てを制覇する事で 治せない疾病は無いのです。

一人の方が ブドウ膜炎 アルコール依存症 不眠症

肝炎 間質性肺炎 肩凝り 頭痛 腰痛 

皮膚病 下痢 胃痛 過敏性大腸炎 クローン病

鬱病 等々 数多くの疾病をお持ちだとしても

上記の薬を 制覇すれば 漢方薬のみで

全て 色々な病院廻りをすることなく 

健康な状態に戻してあげる事が出来るのです。

漢方薬を学んでいる方々の爲に

お役に立てる事を願って本文を記載致します。

著者

韓醫學博士 李豊遠

Donggukk-Royal University of America, LA

(米)Uuin University, Compton 博士取得

 

韓国の建国大学  農學博士 全炳台 

(米山記念奨学事業 韓国米山学友会 会長)

(韓)建國大學校 食品生命科學부 敎授

(日)東北大學大學院 博士取得

 

株)オータニ漢方薬局

代表取締役社長

木室ミエ子

 

ラジオの過去放送分はこちらから

オータニ漢方薬局YouTube」で検索

 

 

 

109.生きた未婚女性が海に捨てられた理由(鰻)

      鰻(Anguilla japonica Temminck &Schlegel)

「日華諸子本草」にはうなぎが

‘傳尸癆(でんしろう)’を治療すると書かれている。

 傳尸癆は今の肺結核である。

うなぎが肺結核を治した伝説がある。

 

昔、海辺の小さな漁村に、

漁夫の仕事をしながら、

未亡人になった母親と一緒に住んでいる若者がいた。

彼は貧しかったので、

20歳を過ぎる迄は未婚だった。

ある日、彼は魚を捕る為に舟に乗って海に出て、

網を投げた。網を引き上げたところ、

うなぎが10匹入っていた。

 

その時ふと、海面の彼方に

異常な物体が浮かんでいるのが見えた。

“あれは何だろうか?”

怪しいと思い、彼は舟を漕いで近寄ってみた。

そこには平べったい板の上に

死んだように横たわる、一人の女がいた。

“おや!どうして海の中に浮かんでいるんだろう?

潮流に流されて来たのかな?”

若者はとりあえず、舟の上に女を移した。

顔は蒼白で両目は堅く閉じていたので、

若者は女の心臓に耳を当ててみたが、

まだ微かに脈があった。

“うーむ!まだ死んではいない。

幸いな事だ。”

若者は舟を漕いで家に帰り、

女を背負って家に入った。

若者と母親は女を寝台に

寝かして布団を被(かぶ)せてやった。

若者の母親は、

息子が捕ってきたうなぎで粥を炊き、

女の口を開けて口の中に流し込んだ。

暫くの後に意識が戻るかの様に見えたが、

直ぐ意識を失った。

若者の母親が女を注意深く見たところ、

年は18、9才と思われた。

眉は美しく口は小さくて、

可愛らしい顔で気に入る女性であった。

“誰がこんな酷い事をしたんだろう。

こんな可愛い子を海に投げ捨てるとは!?”

母親は真心込めて、昼夜なく三日間

鰻の粥を食べさせながら看病した。

四日目に、女は意識を回復した。

“ここはどこですか?”

女は自分が見知らぬ家に寝ているのが分かり、

大いに慌てた。

若者の母親は女の髪を撫でながら優しく尋ねた。

“貴方は何処に住む誰です?

一体、誰が貴方を海に投げ捨てたのですか?”

すると女はたちまち顔色が変わり、

頭を振りながら口を噤(つぐ)んだ。

それから彼女は立ち上がって歩こうとしたが、

手足の力が抜けて動けなかった。

この光景を見た母親と息子は、

彼女が何か言うに言われぬ事情があるのだろうと思い、

それ以上 何も尋ねなかった。

その後も年取った母親は、

彼女を心込めて看病した。

しかし、

若者の家は貧しかったので、

彼女の体を回復させる良い食べ物が無かった。

この小さな漁村では

うなぎが沢山捕れるので、

毎朝

早く海に出てうなぎを捕っていた。

年取った母親はうなぎを煮て粥を作り、

女に丹念に食べさせた。

うなぎは活き活きしていたので、

粥にはうなぎの油が黄色く浮かんでいる程だった。

女は粥を美味しく食べた。

“こんなおいしい粥は、

今迄食べた事が有りません。”

女は日が経つにつれ、

目に見えて体が回復した。

寝台から下りて歩く程に良くなったが、

咳は 今だに酷く、

一度始まったら半日位止まらず続いた。

口をふさぎ、腰を曲げて、

ある時には息もつけない程酷かった。

その度毎に、

年取った母親は女の背中や胸を

撫でて咳が止まるのを待った。

毎日 新鮮なうなぎの粥を食べた女は、

段々 咳の回数も減って、

2ヵ月が過ぎると咳も止まり、

蒼白だった顔は赤みを帯びて、

健康な容貌(ようぼう)に回復した。

女は若者の母親を助けてご飯を炊き、

洗濯もし、また若者の網の用意も手伝った。

そういう光景を眺めている若者の母親は、

微笑ましく思い、喜びを隠しきれなかった。

この様な日々が続いていたある日、

女は始めて自分の身の上を明かし始めた。

女は江辺の小さな村に住んでいた。

2年前からその村に奇妙な病気が流行り始め、

病に罹った人は咳をし、

熱が出て、酷くなれば血を吐いたという。

患者達は日に日に痩せていき、

医者はこの病気を傳尸癆(でんしろう)と言った。

こんな患者に会えば顔を背けて、

この病気を治す薬は何処にもないと言ったという。

さらに怖い事に、

この病気は伝染が速いので、

人々はこの病気に罹った人を

川に投げ込んでしまうのであった。

このようにして病気の伝染を防止した。

この女性もこの病気に罹り、

彼女の父母も涙をのんで彼女を海に捨てる事に決めた。

しかし、魚の餌になるのを防ぐ為に、

彼女を板に縛(しば)って川に流し、

ついに海に迄流されたのである。

彼女は自分の命を救ってくれた若者と

その母親の恩恵に感謝の念を抱き、

ついに勤勉で誠実なこの若者と結婚した。

網を編む方法と魚を乾かす事を

学びながら幸福に暮らし、

翌年になって子供が生まれ、

ひとつ屋根の下で三代が仲睦まじく暮らした。

一方、

嫁の実家では娘が生きているという噂を

聞いて大いに喜び、

娘が住んでいる漁村に訪ねて来た。

訪ねてみると娘と婿はとても健康で、

外孫子もぴょんぴょんと飛び回りながら

遊んでいるのを見ると、非常に嬉しかった。

“どういう良い薬で娘の病気を治したのですか?”

“私達は貧乏なので、

医者を呼ぶ事も出来なかったのです。

漁村ですから食べ物も粗末な物ばかりです。

ただ息子が捕ってくるうなぎで

粥を炊いて食べさせただけなのです。”

嫁の父母は数日の間泊まった後、

帰る事になった。

婿である若者は義父母に

どんな贈り物が良いだろうかと思案していたが、

彼等は、贈り物は何も要らない、

ただうなぎをいくらか包んでくれと強く願った。

老母はうなぎの油一壺と塩漬けの

うなぎ一束を包んで贈った。

嫁の父母は家に帰りうなぎ油を

傳尸癆(でんしろう)に罹った

親類達に分けてやり、食べる事を勧めた。

すると、それを食べた人達は皆、病気が治った。

こうしてうなぎが肺結核に

奇跡のような効力が有る事が知れ渡り、

それ以後は傳尸癆(でんしろう)の患者を

川辺に捨てる様な事は無くなった。

この事件があってから、

この話は口から口へと伝え広まり、

うなぎは多くの人名を救う役割をした。

うなぎには豊富なタンパク質や

ビタミンAが100g中4700IU含有する。

うなぎのビタミンAは

レチノールと呼びビタミンAは

消火器や呼吸器、目の粘膜を強化する効果があり、

胃腸の病気や風邪の予防、

夜盲症にも効き、EPA、DHAも豊富に含まれ、

動脈硬化などに効果がある。

他にも疲労回復に効くビタミンB2や

老化防止になるビタミンEを含んでいる。

 

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