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三稜と我朮の役割  効能効果 醫方集解と萬病回春から

※木室ミヱ子

漢方薬の世界では

三稜は我朮とペアで用います

三稜と我朮は瘡(できもの)が硬くて甚だしい場合は用いる

しかし

瘡が硬くない場合は用いないと醫方集解には記載しています

 

三稜、我朮破血行気;↓ 翻訳

三稜と我朮は血を破り 気を行かせる

 

三稜破血中之気;↓翻訳

三稜は血の中の気を破り

 

我朮破気之中血;↓翻訳

我朮は気の中の血を破る

 

以上は 醫方集解 の中に記載されています

血や気を破る製剤は出来物を治す際に使用します。

 

 

補増 萬病回春 上冊 大中国国書公司印行

の書物での記載は下記 ↓

 

三稜味苦。利血消癖。気滞作疼。虚者富忌

↓翻訳

三稜は味が苦く血を利す。

気の滞りによる痛みを治す。

虚な者は当たり前は忌ましめるべき

 

我朮温苦。善破痃癖。止痛消瘀。通經最宜

↓翻訳

我朮は温で苦く 鬱積が多く集まったのを破り善くする

瘀血を消して 痛みを止める

生理を通じさせるのに最も宜しい

 

 

漢方薬はエビデンス(証拠・根拠、証言、形跡)を

いちいち作る事は不可能です

すでに

醫方集解の中で立証され 記載されその理論に基づいて

漢方薬は処方されていきます。

長年 

醫方集解の理論を本当かな? 本当かなと?

不思議に思いながら 

醫方集解の書物を読む事に

胸の中でくすぶり続ける漢方の理論

そのような症状の患者様が来局された時初めて立証される

納得 雲が晴れる思いです。

患者様の症状と照らし合わせながら 

漢方の現場で実践して参りました

結果

醫方集解の理論は全て正しいです。

 その中には 色々な有名な漢方医の考え方が

一つの処方に対して否定する言葉もあれば肯定する言葉もあります

どの漢方医の言っている事が正しいのか

判断しなければならない処方もあります

それは 醫方集解をしっかり読破し 

沢山の患者様を 問診 処方すれば 即座に答えは出る事です。

 

醫方集解を制覇すれば全て治せない病気は有りませんし

原因不明や難病 奇病という言葉は

漢方薬の世界には無縁という確信が持てます

病気には全て原因があります。

末端 末端を細かく追及する

西洋医学の理論の世界でつかめないだけの事

漢方薬の世界は末端ではない 

体全体を一つの宇宙としてとらえます

腎臓だけの病としても 

親の臓器→ 肺臓 

子供の臓器→ 肝臓

腎臓を攻撃する臓器→胃腸 

腎臓が攻撃する臓器→心臓

全体像をつかみ 処方していきます

全体の症状を掴みますと

全ての症状が一つの漢方薬で完治できるとなります

西洋医学では治せない病を 

原因不明や難病 奇病として片づけているとしか思えません

 

ラジオの過去放送分はこちらから

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