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芎帰膠艾湯 醫方集解 北京語の古文体を翻訳しました

 

「醫方集解 考選部規定中醫師考試必讀  

清・清安汪訒庵編著」第一書店印行
(いほうしゅうかい )の言葉を翻訳します。

私の勉強法は漢方の先生が醫方集解の本を翻訳して下さる事から始まりました。

 

 

※木室ミヱ子

四物湯は理氣の剤 女性の補血専門薬であり

痔には使用しません。

また効果もありません。

痔は濕と熱が原因です。

若し 痔になられている方が

胃腸の弱い方でしたら

四物湯では 胃がもたれてしまい

下痢や もたれ 食欲不振で 

胃腸を弱体化させ 反対に体調を崩します。

非常に素晴らしい処方でも 

使い間違えれば 害となります。

四物湯のページでその事を学ん頂ける事を希望致します。

 

 

膠艾湯 (芎帰膠艾湯)金匱

半産漏下 

 

上記翻訳文

膠艾湯  芎帰膠艾湯の処方です

流産 妊娠しているのに出血する   金匱の処方

 

治婦人漏下。

或半産後下血不絶。或妊娠下血。

腹痛爲胞阻。

 

翻訳文

婦人が妊娠しているのに出血する 

或いは流産後血が止まらない

或いは妊娠しているのに下血する

腹痛するこれらは胞阻となす

 

 

※漏下者。懐妊而經來。

以陽不足。

謂之激經

半産者。四五月而墜胎。

墜胎必傷其血海。

血因續下。不絶也。

 

上記翻訳

漏下の者は妊娠しているのに下血する

これは陽が不足だから

こういう場合を激經という

半産の者は四・五か月で胎児が堕ちてくる

胎児が堕ちてくるのは必ず其の血の海を傷つけているから

そして 血が続けて下ってやまないのによって流産する

 

 

亦治損傷衝任。月水過多。林瀝不斷

上記翻訳

亦衝任の損傷も治療する

月水(生理)の量が多すぎる血が出てとにかく出血が止まらないのを治療する

林瀝不斷は崩證である (血崩)

 

 

処方

 

阿膠 芎藭 甘草  二兩  艾葉 当帰  三兩 

芍薬  四兩   乾地黄 原方末註分兩

翻訳文 1兩は37.5Gです。  

 

日本は1兩を3.75gとしています。

爲に漢方薬の分量が本来の醫方集解の分量の10分の1量なのです。

 

重量換算表

1分= 0.375G

1銭(1分×10)=3.75G

1兩(1銭×10)=37.5

一斤(16兩)=600g  

台湾ではウーロン茶 一斤(16兩)=600gで販売されています。

 

翻訳文

阿膠 芎藭 甘草 各二兩

(阿膠 川芎 甘草を各75g) 

艾葉 当帰 3兩

(艾葉 当帰を各 112.5G)

 

水五升。酒三升。煮取三升。

内阿膠烊化服。

一方加乾薑三兩

胡氏治胎動無乾薑

 

上記翻訳

水5升 酒3升 合計8升を3升まで煮詰めたら生薬を取り上げて 

阿膠を入れて溶かして服用する

もう一方の処方は乾薑 3兩を加えている

胡氏という人は胎児が動いているのを治療する場合は乾薑を除いている。

 

 

 

嚴氏治胎動經漏。腰痛腹満。

搶心短気。加黄耆。

千金翼治從高墜下。損傷五臓吐血。

及金瘡經肉絶者。加乾薑。

 

上記翻訳

嚴氏は胎児が動いて 經漏(生理が漏れる )腰痛 膨満感  

搶心短気(フーフーいう)のを治療する場合は黄耆を加えている。

千金翼が高い所より墜下(落ちた)のを治療する場合は墜して五臓を損傷して吐血している場合 

及び 金瘡(金属による傷)で肉絶(切り傷でしょう?)場合は乾薑を加えている

 

此足太陰厥陰薬也。

四物以養其血。

阿膠以益其陰。

艾葉以補其陽。

和以甘草。行以酒勢。

使血能循經養胎。

則無漏下之患矣。

又方阿膠一斤。 蛤粉炒艾葉敷莖。亦名阿膠湯。

良方

治胎動不安。腰腹疼痛。

或胎上槍心。

去血腹痛。指迷方秦艽。

 

上記翻訳

これは足の太陰(脾臓) 足の厥陰(肝臓)の薬也

四物でもって其の血を養い

阿膠で以て其の陰を増し

艾葉で以て 其の陽を補い

甘草でもって調和して 酒の勢いで以て行かせる

それによって 血は經を循環し 胎児を養う

則ち 漏下(妊娠してるのに下血)する患いはなくなる

又 もう一方の処方は 阿膠1斤 蛤で艾葉 數莖を痛めたものも亦 膠艾湯という

良方という本にある

胎児が動いて不安で腰腹が痛い

或いは胎児が上で槍心(心を奪う)

腹痛して出血する

 

指迷方という処方では秦艽を加えている 

 

 

 

婦人受胎1月。形如露珠。

及太極動而生陽。

天一生水。謂之胚・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

上記翻訳

婦人が受胎して1か月すると形は露の珠ぐらいになる

これは則ち 太極が動いて陽が生まれる

天一の水が生まれる。これを胚という

 

足の厥陰(肝臓)の脈がこれを主どる

妊娠すると 月経が閉じる

飲食は少し異なってくる

二か月たつと桃の花の花びらぐらいになる

これは太極が静で 陰を生むから

地が二つの火を生む。

 

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