醫方集解翻訳

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四物湯 理血の剤の注釈 醫方集解北京語の古文体翻訳  ⓺

 

※木室ミヱ子

漢方薬の教えを取得するには醫方集解の北京語の古文体を

読みこなす事です。

北京語の古文体の翻訳文を載せる事で

漢方薬の現場で働かれている方々が

北京語の古文体の翻訳の仕方を身につけて頂ければと考えます。※

 

「醫方集解 考選部規定中醫師考試必讀  

 

清・清安汪訒庵編著」第一書店印行

(いほうしゅうかい )の言葉を翻訳します。

 

「東垣の書を読んで 丹溪の書を読まなければ 

陰虚がわからない
そうすると人殺しが多くなる」

という言葉が醫方集解に記載されています

 

四物湯は丹溪の処方です

 

理血の剤の注釈文を翻訳致します

 

 

四物湯は理血の剤です

理血の剤

血を理する剤

 

注釈①に続く

 

衰竭則百脈由此空虚

衰えて枯れていくと 則ち百脈はここから空虚になっていく

 

血盛則形盛

血が盛んなれば則ち 形は盛んになる

 

血弱則形衰。

血が弱いと形も衰えていく

 

 

血者難成而易虧 

血を造血するのは難しいんだけれど血が欠けていくのは容易い

 

可不謹養乎

だから 謹んで それを養うべきではないか

 

陰氣一傷

陰の氣が一傷 傷つくと

 

諸變立至。

ただちに色んな変化に致る

 

 

妄行於上則吐衄

上の方へ妄行すると 則ち 血を吐いたり

吐血したり 鼻血を出したりする

 

 

妄行於下則腸風

下に妄行すると腸の風邪になる

 

 

衰涸於内則虚勞

血が枯渇していくと 人間は虚労になる

 

枯槁於外則消痩

外の方が枯れていくと 則ち痩せてくる

 

 

移熱膀胱則溺血

熱を膀胱の方へ移っていくと血尿や血便になる

 

陰虚陽搏則崩中

陰が虚で陽がそれと衝突してうてば 則ち 崩中になる

女性の生理が沢山出血する

中とは脳溢血みたいな症状とか寒冷にあたり おかしくなっている症状

 

 

濕蒸熱於瘀則血痢。

湿気が蒸して熱が溜まると血便になる

 

火極倶水則色黒。

火が極度になり水に似た場合は色が黒くなる

 

 

熱勝於陰。發爲瘡瘍

うっ積した熱が陰に勝てば 腫瘍 できものができる

 

濕滞於血

湿気が血に滞っていたら

 

則爲癰疹

痒くなったり 湿疹ができたりする

 

凝濇於皮膚。則爲冷痺。

血が濁って固まると手足が麻痺する

 

畜血在上則善忘。

血が上半身の方に蓄積するとよく忘れがちになる

 

畜血在下則如狂。

熱の鬱積の血が下の方に蓄積すると発狂状態になる

 

跌仆損傷則瘀悪内衆。

倒れたりぶつけられて 損傷 打撲 すると悪い血が 瘀血して中に集まる

 

此皆失於攝養變爲諸病也。

此れらは皆 養生を失くしたから諸んな病気に変じて来た

 

 

 以上 注釈文翻訳終わり 

               

「外感之與内傷。寒病之與熱病。氣虚之與血虚。如冰炭相反。

外寒・内傷・寒病と熱病は

 

気が虚なのと血が虚なのとこれは氷と炭の如く相反する者なり

外寒と内傷も違うし寒病と熱病も違う

 

治之若差。

治療するのに ちょっと 間違いがあれば

 

則輕病必重。重病必死矣。」

則ち 軽病(輕病)は必ず重くなるし
重い病気なら治療法を間違えば 必ず死亡するでしょう

 

「醫貫曰。讀傷寒書而不讀東垣書。

則内傷不明。而殺人多矣。」

醫貫曰く   傷寒の書を読んだのに 東垣の書を読まなければ
則ち 内傷があきらかでない わからないから 人殺しが多くなる

 

「讀東垣書而不讀丹溪書。則陰虚不明。而殺人多矣。」

「東垣の書を読んで 丹溪の書を読まなければ 陰虚がわからない
そうすると人殺しが多くなる」

 

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