醫方集解翻訳

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補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳 ➇

 

 

※木室ミヱ子

漢方薬を取得するには醫方集解の北京語の古文体を

読みこなす事です。

北京語の古文体の翻訳文を載せる事で

漢方薬の現場で働かれている方々が

北京語の古文体の翻訳の仕方を身につけて頂ければと考えます。※

 

「醫方集解 考選部規定中醫師考試必讀  

 

清・清安汪訒庵編著」第一書店印行

(いほうしゅうかい )の言葉を翻訳します。

赤文字が翻訳文です

 

外感之與内傷。寒病之與熱病。

外感と内傷  寒病と熱病は

 

氣虚之與血虚。如冰炭相反。

気が虚なのと 血が虚なのとこれは氷と炭の如く相反するものなり

外感と内傷も違うし 寒病と熱病も違う

 

治之若差。

治療するのにちょっとの間違いがあれば

 

則輕病必重。

則ち輕病は必ず 重症になるし

 

重病必死矣

重い 重症なら治療法を間違えれば 必ず死亡するでしょう

 

醫實曰。讀傷寒書 

醫實曰く傷寒の書を読んだのに

 

而不讀東垣書

東垣の書を読まなければ 

 

則内傷不明

則ち内傷が明らかでない

 

而殺人多矣

わからないから そうすると人殺しが多くなる

 

讀東垣書而不讀丹溪書

東垣の書を読んで 丹溪の書を読まなければ

 

則陰虚不明。

則ち 陰の虚がわからない

 

而殺人多矣。

そうすると人殺しが多くなる

 

理氣の剤

 

補中益気湯

 

升陽補中 東垣

陽を升らせて中を補う 東垣の処方

 

 

又有寒疫。卻在温熱之時。

又 寒疫というのがある そういう時は

かえって 温熱の時に発生している。

 

※漢方の先生の言葉

 夏に急に冷えて風邪を引いてそういう状態で出てくる 漢方の先生の言葉終わり

 

此陰氣反逆。

これは陰氣が反逆している

 

用薬不可寒涼。

寒涼の薬を用いてはいけない

 

又有温疫。

それ以外に亦温疫というのもある

 

沿門闔境相似者。此天地之厲気

それは殆どあちこち同じ病気が発生し流行性の病気

これは天地の厲気恐ろしい気

 

 

當随時令参氣運而治。

随時 その時の気候によってい

それを参考にして治していて

 

宜辛涼甘苦寒之薬以淸熱解毒

宜しく辛涼甘苦寒の薬でもって 熱を清め 毒を解く

 

 

若夫飲食勞倦。爲内傷元氣。

飲食や過労で疲れたのは

元気を内傷で傷つけられた

 

則眞陽下陥。

則ち真の陽が下に陥っている

 

内生虚熱

そうすると内の方から虚の熱が発生している

 

 

故東垣發補中益気之論。

故に東垣は補中益気湯の論を発表している

 

用甘温之薬。大補其氣而提其下陥。

それは甘温の薬を用いて その気を大きく補い 下に落ちたのを補う

 

 

此用氣薬以補氣之不足也

此れは気の薬を用いて不足の気を補う

 

又有勞心好色。

又 心を労し 色を好むのがあって 

 

内傷眞陰。

真陰を内傷しちゃう。

 

 

陰血既傷。

陰の血がすでに傷つく

 

則陽氣偏勝而變爲火 

則ち陽の気が偏って陰に勝れ鵜と火に変じる

 

此謂陰虚火旺勞瘵之証。

此れは陰が虚の爲に火が旺盛になって勞瘵の証という

 

故丹溪發陽有餘陰不足之論。

故に丹溪は陽を発するのに余りあり

余るのに陰が不足するという論義を出している

 

用四物加黄蘗知母。

そういう場合 四物湯に黄柏と知母を加える

 

補其陰而火自降。

その陰を補うそうすると 火は自ずから降りる

 

※漢方の先生の言葉

陰の火が上がり 微熱がある時は発表剤 感冒劑 解熱剤では下がらない

六味地黄に知母黄柏とか血が足りないなら 四物湯に知母黄柏を加える

※漢方の先生の言葉終わり

 

 

此用血薬以補血之不足者也

此れは血薬を用いて その不足の血を補うもの也

 

又有夏月傷暑之病

又夏の月に日射 暑さ負けの病気がある

 

雖属外感。卻類内傷。

これは外感に属するといえども

しかし これは内傷に属する

 

 

東垣所謂清暑益気是也

東垣が言う清暑益気湯が是れなり

 

 

※漢方の先生の言葉

しかし 陽にあたった後なら清暑益気湯だけではいけない

六一散を多少混ぜて 尿から夏の気を消す

※漢方の先生の言葉終わり

 

又有因暑熱而過食冷物以傷其内。

又暑さの熱によって冷たい物を飲食しすぎて内を傷つけられたりするのもある

 

 

或過取風涼以傷其外。

或いは涼しい風を取りすぎて外傷になるのもある

 

此則非暑傷人。乃因暑而致之病

これは則ち暑さが人を傷つけたのではなく

暑によって至った病

 

治宜辛熱解表

だから治すのに辛熱でもって表を解く

 

辛温理中之薬

辛温でもって中を理する

※漢方の先生の言葉

辛熱で表を解いて 辛温をもって中を理するのを使う

※漢方の先生の言葉終わり

 

 

卻與傷寒治法相類者也。

此れは傷寒の治すのと相類するもの也

 

外感之與内傷。寒病之與熱病。

外感と内傷  寒病と熱病は

 

氣虚之與血虚。如冰炭相反。

気が虚なのと 血が虚なのとこれは氷と炭の如く相反するものなり

外感と内傷も違うし 寒病と熱病も違う

 

治之若差。

治療するのにちょっとの間違いがあれば

 

則輕病必重。

則ち輕病は必ず 重症になるし

 

重病必死矣

重い 重症なら治療法を間違えれば 必ず死亡するでしょう

 

醫實曰。讀傷寒書 

醫實曰く傷寒の書を読んだのに

 

而不讀東垣書

東垣の書を読まなければ 

 

則内傷不明

則ち内傷が明らかでない

 

而殺人多矣

わからないから そうすると人殺しが多くなる

 

讀東垣書而不讀丹溪書

東垣の書を読んで 丹溪の書を読まなければ

 

則陰虚不明。

則ち 陰の虚がわからない

 

而殺人多矣。

そうすると人殺しが多くなる

 

東垣脾胃論。

東垣は気(脾臓 胃腸)が専門 

 

深明飢飽勞役發熱等証

飢え 食べ過ぎ 過労とか 役 仕事のし過ぎ

発熱とか いう症状を割りと深く究明している

 

倶是内傷

ところがこれは全部内傷である

 

悉類傷寒

ことごとく皆傷寒に類するものだ

 

切戒汗下

発表させて汗を出す事を切に戒めている。

 

 

 

補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳 ⑦

の続き

 

 

 

補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳 ⑨に続く

 

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