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補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳 ⑨

 

 

※木室ミヱ子

漢方薬を取得するには醫方集解の北京語の古文体を

読みこなす事です。

 北京語の古文体の翻訳文を載せる事で

漢方薬の現場で働かれている方々が

北京語の古文体の翻訳の仕方を身につけて頂ければと考えます。※

 

「醫方集解 考選部規定中醫師考試必讀  

清・清安汪訒庵編著」第一書店印行

(いほうしゅうかい )の言葉を翻訳します。

 

赤文字が翻訳文です

 

外感之與内傷。寒病之與熱病。

外感と内傷  寒病と熱病は

 

氣虚之與血虚。如冰炭相反。

気が虚なのと 血が虚なのとこれは氷と炭の如く相反するものなり

外感と内傷も違うし 寒病と熱病も違う

 

治之若差。

治療するのにちょっとの間違いがあれば

 

則輕病必重。

則ち輕病は必ず 重症になるし

 

重病必死矣

重い 重症なら治療法を間違えれば 必ず死亡するでしょう

 

醫實曰。讀傷寒書 

醫實曰く傷寒の書を読んだのに

 

而不讀東垣書

東垣の書を読まなければ 

 

則内傷不明

則ち内傷が明らかでない

 

而殺人多矣

わからないから そうすると人殺しが多くなる

 

讀東垣書而不讀丹溪書

東垣の書を読んで 丹溪の書を読まなければ

 

則陰虚不明。

則ち 陰の虚がわからない

 

而殺人多矣。

そうすると人殺しが多くなる

 

理氣の剤

 

補中益気湯

 

升陽補中 東垣

陽を升らせて中を補う 東垣の処方

 

 

補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳 ➇の続き

 

 以爲内傷多而外感少。

内傷が多く 外寒が少ないのは

 

只須温補。不必發散。

只 暖めて 補って発散は必ずしも必要ではない

 

如外感多内傷少。温補中少加發散。

外感が多くて 内傷が少ない場合は暖めて補う中に少し発散劑を加える

 

以補中益気爲主。

だから 補中益気湯をもって主となす

 

如内傷兼寒者。加麻黄。

若し内傷で寒を兼ねる者は麻黄を加える

 

兼風者。加桂枝。

風を兼ねているのは桂枝を加える

 

兼暑者。加黄連。

暑さを兼ねているのは黄連を加える

 

兼濕者。加羌活。

濕を兼ねているのは羌活を加える

 

實萬世無彊之利。

これは実に限りない 萬世の無彊也(利益)なり

 

是東垣特發陽虚發熱之一門也。

此れは特別に東垣が発表した 陽が虚で発熱の一つの学問なり

 

 

然陰虚發熱者。十之六七。

しかし 陰が虚で発熱した者は10人中 67人は傷寒に類する

 

亦類傷寒。今人一見發熱。則曰傷寒。

今の人は発熱を見ると直地に傷寒なりという

 

須用發散。發散而斃。

すぐに発表剤を用いる 発散して 死亡する

 

則曰傷寒之法已窮。

で曰く 傷寒は窮しちゃった窮する(行き詰った)という

自分が解らないだけなのに 傷寒の方法は使えないという

 

余掌于陰虚發熱者。見其大面赤。

自分はよくよくする 陰が虚で発熱して 

いる者によく見て大きな熱が発生して顔が真っ赤になっている

 

口渇煩燥。與六味地黄丸一大劑卽愈。

口が渇いて煩わしい  そういう場合 六味地黄丸の分量を大きくして与えると治っちゃう

 

如下部悪寒足冷。上部渇甚燥極。

若し下部の方で悪寒して 冷たい上部は甚だしく咽喉が渇くし

乾燥が極に達している

 

或 飲而反吐。卽加肉桂五味。

或いは飲食するとすぐ嘔吐する場合は肉桂を加える

 

 

甚則加附子冷飲。

甚だしい場合は附子を加えて 冷たくして内服させる

 

以此活人多矣。

これで沢山の人を死なせずに生かした

 

此丹溪發明陰虚發熱之外。尚遺未盡

これは丹溪が陰が虚で発熱しているという事以外に

なお丹溪の意がつきていない部分だ

 

※漢方の先生のお話

つまり 丹溪はそこまでいっていないが

自分がそうして飲ましたらちゃんと治っているという事

しかし

本当に陰が不足で虚になっている場合は六味地黄丸で治るでしょう

だけれども昔はそれでよいだろうが今の人は陰がそんなに虚にならない 三食は食べているから

余程 性交渉のし過ぎで火を出していない限りないと思う

※漢方の先生のお話終わり

 

補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳 ⑩に続く

 

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 補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳⑦

補中益気湯:醫方集解北京語の古文体翻訳6

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