ブログ

ブログ一覧へ戻る

癌の聖薬と言われる 金銀花 別名 忍冬 スイカズラのお話しです。本草綱目の翻訳です。

5~6月の季節は 金銀花が野山に咲き乱れる季節です。

別名 忍冬 スイカズラと呼ばれています。

ホワイトリカーに付け込んで 飲まれますと 

癌や腫瘍やヘルペス等々 ニキビや湿疹ができない体質や肌となります、

この金銀花は 東洋医学の世界では 癌の聖薬と言われています

 木室ミエコが出版する著書 の一部をご紹介いたします。

 

5. 清熱解毒薬(熱を清めて毒を解く)

双子娘の墓に咲いた忍冬草(金銀花)

(Lonicera japonica)

昔、ある村に性格が善良で仲の良い夫婦が住んでいた。

この夫婦が子供を産んだ。

‟貴方、双子の娘ですよ。“

“ちょっと子供達の顔を見て御覧なさい。ニコニコと笑っているんだよ。”

夫婦は非常に嬉しかった。

“名前を付けましょう。どういう名前が良いでしょうか?”

“花の様に美しいんだから、姉娘は‟金花”

と名付け、妹娘には‟銀花“と名付けよう。

‟名前がとっても可愛らしいわ。“

夫婦は双子を金銀硬貨の様に立派に育てた。

姉娘の金花と妹の銀花は一緒に育っていく中で二人は仲が良いばかりか、

いつも離れず一緒に行動した‟銀花は金花のするままに、その通り真似るんですよ。“

‟そうだな、この子達は何をしてもそっくりだ。“

 

また、姉妹は刺繍(ししゅう)も上手で、

片手でも上手くやりこなせる位の才能を持っていた。

その上、二人は容貌もずば抜けて美しく、

更に頭も優れていたので、近所の人達からも可愛がられた。

“金花や銀花は、後々結婚したら立派な花嫁になるだろう。”

‟家事もうまくやりこなし、刺繍も上手だから。

“ 姉妹はこの様に、今 咲いたばかりの花の様に美しく成長していった。

二人が18才になった頃には、近所で婚期になった息子を持っている家々から

縁談が絶え間なく入って来た。 

しかしながら、二人の姉妹とも

片方が結婚して別々に離れて暮らす事を望まなかった。

どちらか一方の縁談がある度に二人は誓い合った。

‟私達は同じ日に一緒に生まれたのだから、死ぬまで離れず一緒に暮らしましょう。“

“そう、お姉さん、絶対に離れない様にしましょうよ。”

二人が固く約束した為、父母としても如何しようも無かった。

‟ね、貴方、あの子供達が結婚もしないで一緒に暮らす事だけを願うんですよ。

本当に困った事です。“

その様な日々が続いた或る日の事、姉の金花がにわかに病気に罹(かか)った。

熱が上がり身体中が火だるまの様に熱くなり、

床に横になったまま動く事も出来なかった。

‟お母さん、お姉さんの身体が火だるまの様に熱いんです。

早く医者を呼んで下さい。“

間もなく 医者が飛んで来た。

医者は患者の脈診するや、“お嬢さんは熱病に罹ったのですが、この病気に使う薬は有りません。”

 “お医者様、お願いです。金花を治して下さい。” 

‟今の処、私としては何とも致し方が無いのです。熱を下げる薬草さえ有ればいいのに・・・。”

医者は手が出せずに帰ってしまった。

妹の銀花は医者の話を聞いて、一層誠心込めて看病をしながら、両目が腫れる程泣いた。

間もなく 金花の看病をしていた銀花も熱病に罹り、病み始めた。

やがて熱病の為彼女達は二人とも死んだ。 

彼女達の父母は悲しんだが、何とも仕様の無い事だった。

姉妹は死ぬ前に次の様に言い遺した。

“私達の様に熱病で死ぬ人達は、生きている間に成し遂げたい事が山程有った筈なのに、

こうして死んでしまうなんて・・・・。私達が死んだら熱病を治す薬草に生まれ変わりたいんです”

と言い終わるや、彼女らは冷たい死骸に変わった。

父母は悲しみの余り身持ちもできず、村人達の助けで村の入り口付近に葬った。

歳月は流れて、金花と銀花が死んで一年目の春になった。

 大地の上にはあらゆる草木が芽を出した。

二人の姉妹の墓の上にも名も知らない草が芽を出し始めた。

その芽は段々育って、その蔓(つる)が墓の周りをぎっしり埋め茂った。

其れから3年目には葉が一杯に茂り、夏頃になると黄色と白色の花が咲いた。

花が咲き始める時は白色だったのに段々黄色に変わって行くのを見た村人達は、

この珍しい花を見ては非常にいぶかしく思った。

“金花と銀花姉妹が死に際に、自分たちが死んだら熱病を治す薬草になりたいと

言い遺したが、成る程 墓が一杯花に覆われたのだな。”

そんな中、その村に熱病を病む患者が現れた。

村の人達は金花と銀花が死ぬ間際に残した遺言を思い浮かべ、

金花と銀花の墓に咲いた花を煮て食べさせてみようと考えた。

其れから直ぐにその花を煮て熱病患者に食べさせた処、直ぐ完治した。

 其れからこの花を金銀花と呼ぶ様になった。

 

金銀花は忍冬草の花で、熱毒を無くし消炎させるので急性伝染病に使われ

、又、淋病(りんびょう)、梅毒、腸炎、化膿性外科疾患にも使用する。

特に肺結核と呼吸器感染に飛び抜けた効果が有り、

又、肺炎を治療して、急性細菌性下痢疾病にも効果がある。

抗菌作用にも抜群の効果がある。中性脂肪を降下させ、白細胞の呑噬(どんぜい)

作用を促進し、コレステロールを下げる。

また、胃腸の蠕動を増加させて胃液と胆汁の分泌を促進させる。

 

 

ブログ一覧へ戻る

木室ミヱコ ホームページ

Copyright © 2006-2018木室ミヱコAllright Reserved.