醫方集解 殺蟲之剤 体内の虫
關尹子(かんいし)曰く
人の一身は 内(中)に害虫を包んでいる。
外は蟻とか虱(しらみ)に蒸されている。
萬物は人身(人の体)に依りて
以て生きていくものである。
此れ 吾が身は一つの小天地也。
蟯蛔(ぎょうかい)は
人となれば当たり前はある虫は寒に侵されたり
火に迫られたり
則ち その位置に虫が安じなくなる。
そうすると病気となる。
若し 飲食を慎まないと
気と血が虚となり衰えてくる
そうだと
又 変じて色んな虫が生じてくる事ができる
非常に言い難い事がある
髪の病気で労さつで屍が傳わる様な類もある(伝染病)
身を殺し門が滅びる(一家全滅)に至るのは蟲(虫)の患いもある
斯のごときその酷さなる也
だから 賢なる者 (偉い先生)は方法を以てこれを殺している
若し 人が不能 蟲(虫)を殺す事が出来なければ蟲(虫)は必ず人を射殺すでしょう。
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