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本草綱目 北京語の古文体翻訳 浦公英 たんぽぽ

 

漢方薬を勉強される方の為に翻訳しました。

漢方薬は一つ一つの

単味の生薬の効能効果を掴む事で

処方を正しく使いこなす事が出来ます

症状だけで漢方薬を選び患者さんに

処方すると言う事は

副作用を起こす事になります。

その漢方薬が

冷やす性格? 温める性格? 乾燥させる性格? 

潤わせる性格? 風を除く性格? 暑を除く性格 ?

風 寒 暑 湿 燥 火の邪

 が病気の由来による場合

薬の性格を掴んで処方する事が大事です。

 どのような性格の処方なのか掴む事で 

正しく重病人の方が生きがえる程の

効能効果を発揮します。

それができなければ 

重病人に処方した場合

死に至らしめてしまいます。

将来は 本として出版するつもりです

今は 

漢方薬を学んでいる方々の爲に

お役に立てる事を願って本文を記載致します。

著者

韓醫學博士 李豊遠

Donggukk-Royal University of America, LA

(米)Uuin University, Compton 博士取得

 

農學博士 全炳台

(韓)建國大學校 食品生命科學부 敎授

(日)東北大學大學院 博士取得

 

Mieko Kimuro

株)オータニ 漢方藥局

 

 

5.清熱解毒薬 2019年2月15日 ブログ掲載

15.處女の乳房に生じた腫瘍

未婚の娘生娘

浦公英(TaraxacumplatycarpumH.DAHLST)

昔、ある村に、一人の金持ちが住んでいた。

彼には、大変溺愛する娘が居た。

ところがこの娘には人には言えない

一つの悩み事が有った。

かなり前から、

他のどこでもない自分の乳房に、

赤い腫瘍が有る事だった。

 

痛みは激しかったが、

痛い所が人に見せにくい乳房であるが故に

人に話す事も出来ず、

そのまま、我慢するしかなかった。

だが、

彼女の小間使いだけはその事を知る様になった。

小間使いも心配になって、

一人悩んで人には言わずにいたが、

いつまでも隠している事も出来ず、

遂に娘の母親に知らせてしまった。

 

「お嬢様が病気です。

お医者さんを呼んだ方が良いかと思います。」

母親は娘の病気の始終を聞くと、

途端に顔色が変わった。

母親である自分に迄打ち明けずに

騙していた事を思うと、

「ひょっとしたら娘に男が

出来たのではなかろうか?

どういう訳で嫁にも行かない生娘の

身体にこんな病気が起こるだろうか?」

母親は自分の娘が、

今迄こっそり外の男と付き合っていたかと思うと、

余りにも腹が立って、

小間使いにも、

もっと詳しく聞き出す気持ちにもなれず、

「どうしてこんな事が起こり得るの!?

一体、どんな男と会って居るのだろうか!」

小間使いは母親の勢いに押され、

驚いて物も言えず、瞬きをするだけだった。

「こんな事はあり得ないのだ。」

そこで母親はすぐに娘の部屋に入り、

大きな声で罵った。

「父母の顔を汚(けが)して、

恥ずかしいとも思わないのか!?」

 

娘は、自分には何の覚えも無いのに、

何故疑われるのか、

何故叱られるのかも分からず、

言い訳をする事も出来ずに一人悩むだけだった。

夜が更けて、

娘は昼間の出来事を考えると

本当に悔しく腹が立った。

体が痛いのは堪(こら)えれば

それで済むとしても、

母に罵られたのは耐えられなかった。

そうかと言って、

医者に行っても乳房を見せる事も

恥ずかしくて出来なかった。

一人悩みを重ねた末、

こっそり家を抜け出して、

河川に飛び込んで死ぬ事を決心した。

 

その日の夜は月が鏡の様に明るく、

昼の様に照らしていた。

たまたま、その時、

浦氏の姓の漁夫とその娘が小さな船を繰り、

河で魚を釣っていた。

「おや、誰か川に飛び込んだ様だが・・・?」

漁夫の娘はすぐに水に飛び込み、

いち早く水に溺れて気を失った

女の人を発見して船の上に救い上げた。

濡れた着物を脱がし、

乾いた着物に着替えさせ様とした途端に、

生娘の乳房に腫瘍が有る事を発見した。

漁夫は夜が明けたら山に行って

薬草を掘って来る様に娘に言いつけた。

その薬草の葉は鋸(のこぎり)の刃の様で、

幹には白い毛が生えていた。

漁夫は薬草を煮て生娘に食べさせた。

こうして数日の間、薬を飲ませたところ

、乳房の腫瘍は段々消えて行った。

一方、生娘の家では、

自分の娘が河川に飛び込んで

自殺したと言う噂を聞いて驚き、

人を方々に送って娘を探した。

しばらくして生娘が漁夫の家に居る事が分かり、

生娘は家に帰る事にした。

生娘は漁夫の家を出る前に、

両膝を曲げて漁夫とその娘に

涙を流しながら感謝の挨拶をした。

「もしも再び腫瘍ができたら、

これを煮て飲みなさい。」

漁夫は残っている薬草を包んで生娘に渡した。

彼女は家に帰って、薬草を中庭に植えた。

彼女はこの薬草の名前を

浦公英(ぶこうえい)と名付けた。

この名前は漁夫の娘の名前だった。

後世の人達は浦公英と

命名された由来を知る様になり、

又、

この薬草の効力が大きい事を知る様になった。

浦光英はタンポポの薬名であり、

熱を取り除き解毒の効き目があり、

尿が良く出る様にする。

急性乳腺炎(にゅうせんえん)、リンパ腺炎、

急性結膜炎(けつまくえん)

急性扁桃炎(へんとうえん)、急性気管支炎、

胃炎、肝炎、胆嚢炎(たんのう)尿道炎に使われる。

「唐本草(とうほんぞう)」には、

主に婦人の乳房の腫瘍に

使われると記載されている。

「上海常用中草薬」には熱を無くし、

解毒を助け、尿がよく通るようにし、

風邪の為熱が出る時と扁桃腺炎、

急性咽喉炎(いんこうんえん)、

急性気管支炎、リンパ腺炎、胃炎、肝炎、骨髄炎、

熱による目の充血に良いと書かれている。

 

 

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