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本草綱目北京語の古文体翻訳 麻黄 汗が止まらない

 

 

定休日 突然の救急電話

初めての方です

私の漢方薬ももちろん 服用された事のない方です。

 

汗が止まらず 体が寒くて  

夏が近いのに 毛布をかぶっています。

汗が止まらなくて 寒くて 寒くて 怖い

先生(木室ミヱ子)助けて下さい

主治医もおり 見て頂いていますが 汗が止まりません

汗が止まらない 寒いとお話ししましたら

麻黄附子細辛湯を処方され それを飲むと余計に

汗が止まらなくなり 余計に寒いのですが

麻黄附子細辛湯は合わない 

処方を変えて下さいといっても

医師は処方を変える事をして下さらない

怖くて 怖くて 助けて下さい

どの病院に行っても

分かって下さらない 自分の症状

このままでは自分は死んでしまう 恐怖感

必死に検索して 対応できるところを

探されたそうです。

そして 先生(木室ミヱ子)に出会いました。

分かりました

明日 火曜日 お越しください。

 

その方の死ぬかもしれないという恐怖感は

理解できます。

 冷え過ぎますと汗が止まらない症状が発生します

また 気が足りないと

 汗が出て止まらない症状が発生します。

 

汗が止まらない人に 発汗剤の麻黄を処方する事は

発汗を助長させ 汗が出過ぎると 

気が消耗して 人間は死亡するのです。

 

来店され 問診して 風邪が治りきらずに

寒くなったり 熱くなったりの寒熱往来

倦怠感 不眠 腹痛  

は風邪が肝臓まで深く入った症状です

 

風邪後期薬を処方し 1包み飲まれてすぐ

先生 今までにない体が楽になり

寒さがとれて 体が温かくなり

腹痛も止まりましたと言われました。

 

眠いでしょ

店頭のソファーで眠気が取れるまで休まれてください。

 

体質改善薬は 風邪が治ってから 

問診して漢方薬を処方しましょう

 

風邪後期薬 5日分 と

風邪しめくくり薬  3日分お渡ししました。

翌朝(7月3日) 本日 お電話を差し上げました

なかなかお電話に出ません

眠くて 眠くて 1日中眠いのだそうです

人間は体が改善する時は非常に睡魔に襲われます。

不足した 睡眠時間を取り戻すかのようにです。

大便は昨日 出ましたが

まだ 残便感は有りますとの事

スッキリ 大便が出るまで 風邪後期薬をお飲みください

大便がスッキリ出た後

まだ 寒熱の症状が有る様でしたら

風邪しめくくり薬をお飲みくださいとお話しし

お電話を切りました。

眠い様でしたので

お電話をすぐに切りました。

 

7月3日 午後2時 お電話あり

大便は軟便 下痢と言う事です

直ぐに 風邪しめくくり薬に変更するようにお話ししました

 

素晴らしい即効性です

風邪後期薬は1日半で残便感が取れ  改善しています

 

 

 

発汗(汗を出し過ぎる)しすぎると 

どのような結果になるのか

本草綱目の北京語の古文体を翻訳文です

麻黄 発汗剤についてです。

 

 

 

著者

韓醫學博士 李豊遠

Donggukk-Royal University of America, LA

(米)Uuin University, Compton 博士取得

 

農學博士 全炳台

(韓)建國大學校 食品生命科學부 敎授

(日)東北大學大學院 博士取得

 

Mieko Kimuro

株)オータニ漢方藥局

 

 

物語の本草綱目

目次

1.辛温解表薬

1.浅はかな弟子(麻黄)

   

昔、ある山村に、薬草を採集する老人が住んでいた。

この老人には息子が居なかったので、

代を継がせる事が出来なかった。

その上、

薬草の知識を伝授する事も出来ないので、

弟子を一人取る事を決めた。

ところが、この弟子は欲が深くて傲慢だった。

薬草に対する知識を少しだけ得る様になると、

恩師の老人を眼中にも置かず、

こっそり薬草を盗み売っては

そのお金を横領する様になっていた。

老人は弟子の態度が気に入らなかった。

ついに老人は決心した。

「お前は既に薬草に対する採集法を学んだ。

これからは独立して行きなさい。」

「ハイ、承知しました。」

弟子は、もっと恩師のかたわらで薬草に

ついて学ぶべきであったが、

今更 如何しようも無いのでこの様に返事した。

しかし、老人は考えた。

「彼の経験不足が心配だな。」

全てに用心深さが無いのが気になった末、

念の為  次の様に付け加えた。

「葉が無い薬草の場合は根と幹の使用法が違う。

幹は汗を出す発汗作用が有るのに対し、

根は汗を止める作用がある。

人の生命は天によるけれども、

万が一にも薬を誤って使用すれば、

薬が反って人を殺す事も有るという事を

肝に命じなければならない。」

もう一度注意を促しながらも

老人は気が気でなかった。

その場で暗誦を繰り返し、

心深く記憶に残る様に言い聞かせた。

しかし、

弟子は、これから独立していく喜びに気が浮かれ、

これ以上老人の小言は聞きたくないという気持ちで、

老人の注意などには耳を貸さなかった。

ある日、

弟子は恩師の老人に別れの挨拶を告げて、

薬草の採集販売を始めた。

老人と別れた後、

弟子は益々肝が太くなり、

薬草に対する知識が不足しているにも関わらず、

向こう見ずに患者を治療した。

ついに葉が無い薬草を誤って使い、

人を殺してしまった。

死んだ人の家族らは、役所に彼を訴えた。

「君は薬草に対する知識を誰に習ったのか?」

役所の役人が尋ねると、彼は老人の名前を告げた。

老人はすぐに証人として尋問され

役所に連れて行かれる事になった。

「一体どの様に教えたら、

患者が薬草を食べて死ぬ様な事になるのか?」

「私の話を聞いて下さい。

私は弟子が失敗するのを恐れ、

葉が無い薬草に対する用法を歌にして暗記する様、

彼に特別に注意を与えました。」

役所の役人は、

弟子にその歌を暗誦させてみる事にした。

「汗が出る様にする時は茎を使い、

汗を止める様にする時は根を使う。

もし、誤って使用すれば命を落とす。」

(発汗時用茎、止汗時用根、弄錯就没命)

弟子はさらさら暗誦した。

「では尋ねるが、患者は汗を流していたのか?」

「はい、全身に汗を流して居ました。」

「君は何を与えたのか?」

「茎を与えました。」

「何と!汗を流している人に、

どうして汗が出る様にする発汗薬を与えたのか!」

弟子は棍杖(【こんじょう】先が平たくなった木の棒で、

罪人の体を叩くのに使う刑具の一種)

で40回打たれ、監獄に3年間投獄された。

監獄に投獄された弟子は、

胸中深く後悔し反省した。

刑を終えて出所すると、

そのまま恩師の老人の元を訪れて心より謝罪した。

「これからは私は生まれ変わったつもりで、

今後の人生を医術に献身する様、決心しました。」

老人は、弟子が心から悔い改めた事を見て、

改めて弟子にする事に決めた。

あらゆる薬草の使用法を教え、

弟子も熱心に勉強した。

葉が無い薬草の使用法も詳細に習い、

慎重に扱わなければならない事も

充分に解るようになった。

そして、

この薬草の名前を麻煩草(まはんそう)と変える事にした。

麻煩は面倒臭い、煩わしいとの意味である。

別の言い方をすれば、

薬草の使い方に誤ちをなせば、

いろいろ面倒臭い事になるという意味だ。

後々、

この薬草の根が黄色である事から、

後世の人々が麻黄(まおう)と名前を変え、

今に使われている。

葉が無いので、通称、無葉草とも言われている。

麻黄は、

風邪の初期に汗が出ない時に使われる風邪薬で、

咳を止め、風邪の為、体に痛みが有る時も

痛みを取り除いてくれる。

エフドリン(ephedrine)が入っており、

心臓を比較的強く興奮させ、

心筋の収縮力を強めて血流量を増加させ、

血圧を高めて血管の収縮作用と弛緩作用をする。

冠状動脈、脳、筋肉血管を拡張させて

血流量を増加させ腎臓、

脾臓等内臓と皮膚粘膜血管を収縮して血流量を低下させる。

膀胱の括約筋の張力を増加させ、夜尿症にも効果がある。

 

 

 

 

 

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