漢方薬を服用された方から 自分の健康の爲に漢方検定を受けるとのメールを頂きました

2021年1月30日10:51メール頂きました。

自分の健康のために、来月薬膳・漢方検定を受けます。

先生にいただいた五行説の表を見ながら学んでいます。

記憶力が上がってきたので楽しくなってきました。

奥が深いですね。

今年は、スペイン語の試験を2つ受ける予定です。

去年一昨年は体調不良で諦めていましたが、今年は行けそうね 気がします!

 

 

木室ミヱ子より

日本の漢方講座は全く わからないという方が多い

私もそうでした

講座を受けるのですが チンプンカンプン

頭に入らない 

私は頭が悪いの? と思ったくらいでした

原因がわかりました

同じことを肯定したり否定したり もしくはどうでしょうか?

との言葉 それでは受講生はわからなくて当たりまえ

この黒い静脈血管は肝臓が悪いですね?

それで さっと次の項目に移る

何故 肝臓と言えるのか 理由を言わない

今に思えば 舌の裏を見ただけで肝臓とは 断言はできません 

これが 中国からきたという漢方医の講座

本当に中国で漢方医をしていたのこの人?

不信に思う

そういう事の 連続で 漢方の取得をあきらめたのが

25歳の時でした

そして28歳の時 福岡で台湾人の漢方の先生に出会いました。

 

何故 漢方の知識が頭に入らない

それは 講師が漢方薬に知識が浅い  

20%程の知識しかないのに100%あるかのように振る舞う人だと

受講しても 意味がつかめない わからない点が沢山出ます 

否定したり肯定したり 

沢山の原因があるにも関わらず 一つの原因しか話せない

処方と症状を一致させた授業ができない

 

 

漢方薬 団体にしても製薬メーカーにしてもそうです

漢方薬に対しての知識が不十分

だから 漢方薬の副作用等々

いわれのない副作用を

大柴胡湯 小柴胡湯 甘草 黄芩のせいにされても

反論する事もできないししようともしない

ましてや 

癌に効く漢方薬はないと迄言われる

漢方の大手製薬メーカーのお偉いさんが

言われるのだから 絶対に癌の薬はない断言する

院長先生がおられました

醫方集解の

癰瘍の剤 

これが癌の項目です。

癌について論じています

 

 日本は明治時代廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)と同時に漢方薬も禁止

50年間植民地統治した台湾も漢方薬を禁止にされ 漢方医は地下に潜りました

この事を私の台湾人の漢方の先生は大変嘆いていました。

戦後 日本に留学した台湾の方が日本の間違いの漢方を大学で勉強して

大学で教授となり 間違った漢方薬を台湾に広めていると

 

漢方薬は漢民族が考えました

そのために 漢字で記載

漢方薬の本は全て 漢文です

中国の漢方医は文化大革命で 自殺に追い込まれたそうです

これは 人民解放軍の病院に勤務していた 

在留孤児の薬剤師の方が教えて下さいました。

お勤め頂きましたが 漢方薬で病気を改善できない。

ただ 薬を混ぜ合わせる事しかできませんでした。

彼女が手持ちしていた漢方の本も文字が消えたり 

さかさまや斜めに文字がなっていたり

文化大革命が漢方医療を破壊したことを痛感しました。

民生委員の方に雇ってくださいと頼まれた爲 お勤め頂きました

 

韓国も中国も漢字を捨てました

台湾と日本のみが漢字を保っています

 

漢方薬は北京語の古文体で書かれた専門書を翻訳して読みこなし活用する 

どれだけ多くの処方を活用できるかは 

その方の勉強次第です 熱意と努力 感性や直観力も必要です

 

そのためには手始めは醫方集解が最適です

 

醫方集解 

考選部規定中醫師考試必讀

清・新安汪訒庵編著

第一書店印行

 

醫方集解の目録です

補養の剤 発表の剤  涌吐の剤  攻裏の剤  表裏の剤   和解の剤

理気の剤  理血の剤 袪風の剤  袪寒の剤  清暑の剤  利濕の剤

潤燥の剤  瀉火の剤  除痰の剤  消導の剤  収濇の剤

殺蟲の剤  明目の剤  癰瘍の剤  經産の剤   救急良方

上記の項目を全て制覇すれば病気は全て治せます

治せない病気はありません

醫方集解を制覇すれば

原因不明という言葉も無縁になります

病気には全て原因があります。

難病という言葉も無縁となります。

難病も全て治せるからです。

 

 

上記を全て 制覇しなければ 漢方薬を扱う事はできません。

何故でしょう?

間違えれば 人を殺してしまうと

醫方集解には記載しています。

 

患者が漢方薬の処方違いで亡くなりますと

昔 中国では 漢方医は裁判にかけられ 

百叩きの刑や投獄されているのです

 

まず 風邪薬は全て制覇しなければなりません

発表の剤  涌吐の剤  攻裏の剤  表裏の剤  和解の剤

まであります

風邪薬を制覇しなければ 風邪の症状なのか 持病なのかを区別できません

風邪時に漢方薬の補養の剤や 理気の剤や 理血の剤は決して使用してはなりません

風邪の症状を悪化させてしまいます

死に至らしめる事にもなるからです。

 

日本は 病名漢方 症状漢方といわれ

病名だけで 漢方薬を選ぶ本当に恐ろしいことがなされているのです。

そして 副作用が出たと漢方薬のせいにしているのです。

頭痛で選ぶとします。

冷えからくる頭痛 熱からくる頭痛  脳腫瘍からくる頭痛  

風邪からくる頭痛  脳静脈瘤からくる頭痛  貧血からくる頭痛

高血圧からくる頭痛 筋肉の萎縮からくる頭痛 事故の後遺症からくる頭痛等々・・・・

沢山の原因があります

原因によって選ぶ薬が異なりますが

日本は頭痛で漢方薬を選ぶのです

 

漢方薬は沢山の患者さんを問診し 漢方薬を服用頂き

その結果を見る事で 専門書に記載されている事が正しいのか?

間違いなのか?

チェックする 本をうのみにしない 

醫方集解は素晴らしい本です

全てにおいて 内容は間違っていません

その中で 

喩嘉言(ゆかげん)はこう言っている 

錢氏(せんし)はこう言っている 

張仲景(ちょうちゅうけい)はこう言っている

では 誰の言葉を信じるかは 醫方集解の本を読みこなしていれば

答えは自然に出る事です。

 

漢方薬を服用して頂いて 

やっぱり この言葉は正しいと一つ一つ処方の内容の正しさの裏付けを取る事

正しいのか 確認する事です。

 

金匱要略等々 有名な著書ですが これは質問形式で 

こう思うとそれぞれの人が意見を述べているだけで 答えは書いていない

 こんなお粗末な本を日本はありがたく 参考書にしているのです

歴史の古い本ほど いいと勘違いしている

 

 

漢方を勉強するならば まず 一番に北京語の古文体で書かれた 

醫方集解をマスターする事です。 

台湾の本屋さんで販売されていましたが

北京語の古文体が難しい爲 台湾の人までが本を購入しない

爲に廃盤になったそうです

台北にはすでに本屋さんから消えていましたが

数年前に 台湾の高雄の書店で購入ストックしています。

今はもう高雄でも販売されていないと思います。

残念なことです。

今は プレミアムがついて 

数万円で販売されているというのを聞いた事がありました。

本当かどうか 確認はしていません

 

 

日本でも醫方集解の翻訳本を出版しています

しかし 北京語の古文体を訳せているというより

漢方の専門用語を理解できていない方

もしくは 専門用語がわからない方が

翻訳しているのではと思えるほどに

チンプンカンプン何を書いているのかさっぱり

意味のわからない本に出来上がっています。

 

「読んでみました。」だけで終わるような本です。

ましてや漢方に初めての方はまず 

見ただけで目眩がしそうな

文章に仕上がっています。

 

此れ 足の太陽の薬也 と記載されてわかりますか?

「足の太陽」とは膀胱の事を指します

「手の太陽」は小腸です

何故

足の太陽(膀胱)の薬也と記載しないのでしょうか?

翻訳されている方は 足の太陽は何かわからないのでしょうか?

 

漢方薬を熱心に勉強しても 身につかないというのは

正しい漢方の知識を身に着けた先生に巡り会えていないという事になります。

 

醫方集解の本はストレートに説明している爲

非常に頭に入りやすいのです

しかし 

翻訳本はこねくり回し過ぎて(大分弁です)さっぱりわからない本に仕上がっています。

難しく専門用語をつけて 箔をつけようとしているのか

ストレートに直訳するだけでいいのに

いくら勉強しても 身につかないでは

お金を捨てるようなものです。

漢方薬を学ぶのでしたら 漢方薬をしっかり効果を出す名医の先生の元で

どのような処方がどのような症状に効いているのか

結果を掴んで考える

処方の中の 全ての

漢方薬製剤の効能効果を掴んで

どの病気に効果があるのか探す

そして 患者さんに試す

効いた

やはり この処方はこの病気に決定的に効果がある

そのようにして 次々に病気に当てはまる漢方薬を

探し当てていくのです

それには 漢方薬は含有率の高い

漢方薬である事が大切です。

成分が薄い漢方薬では 効果が出ない爲 

効果が出ても遅い爲 効き目を掴めないのです。

 

上記の勉強法でなければ  間違った漢方を学んでしまう

取得する事は難しいと思います

病気の症状を掴んでいる人は 漢方薬を取得しやすいですよ

何故でしょうか? 

こういう症状の患者さんがいる この人にとってはどの漢方薬がいいだろうか?

と症状に当てはまる漢方薬を 必死に探せるからです。

 

病気の性質を掴むことはとても重要です。

全ての症状を掴んで 処方する事で

ピッタリ 体に一致した漢方薬を選ぶことができます

 

私のおすすめは 皆さんがご存じというような

メーカーさんでしたら

台湾から漢方薬を輸入しています 株)東洋薬行さん 

ウチダ和漢薬 

イスクラさんもよいですが

何種類も進められて 合計金額が非常に高くなっているようですね。

 

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