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水の摂りすぎに注意しましょう。水摂取は日射病予防にはなりません

 

 

※木室ミヱ子

暑い季節がやってきました。

 ケア施設に行くたび 病院に行くたび 

水を飲みなさいと

親 兄弟 子供にまで 水を取りなさいと

 言われるそうです。

 

不思議な事に

日射病の季節でない 春 秋  冬も

1年通じて 病院や介護施設 ケア施設で 水を取りなさい

咽喉が渇く前に補給しなさい

と言われるのは

何故なのでしょうか?

口癖なのでしょうか?

脱水症状と日射病を勘違いしているのではありません?

 

日射病は太陽の熱が原因です

体熱を取り除く事が予防につながるのであり

水を摂取する事が予防にはつながりません

冷たい水はむしろ 体に熱を与え 体を熱くします。

 

 

下記は醫方集解に記載されている言葉です。

暑さは陽の邪となす

この言葉は日射病は 

暑さが原因と言っているのです

 

暑さは陽の邪となす

暑さは陽 心臓も陽

だから 

暑さは先に陽の心臓にはいる(暑さは先に心臓を攻撃する)

 

長い夏の気は肌と肉にある

脈が虚で体が熱いのは暑に傷つけられている

頭痛がして口が渇き 顔に赤い垢がでて

自ずから汗が出る

嘔吐して下痢 元気が少なく 倦怠感となる

 

※暑は陽の邪 故に蒸し暑い

暑は必ず 湿を兼ねている故に冷や汗がでる

暑の湿は心にあるから煩わしくなる

肺を傷つけたら咽喉が渇く

脾臓を傷つけたら嘔吐と下痢

上の方(上焦 )に来て蒸すから頭痛や頭重感がある

暑は気を傷つけるから故に倦怠感が生じてくる

 

※李時珍曰く

冷たい物を多く飲み過ぎると 

陽気が陰の邪に抑えられているので 反って中に入って 当たる

故に頭痛だとか悪寒の證を見る

 

 

暑の湿は人を蒸す 

そうすると脾臓の土(胃腸)が傷を受ける 

故に手足が倦怠感で便が硬い 

(四肢は脾臓が主人のため 脾臓;胃腸が傷を受けると

手足が倦怠感で大便が熱で硬くなるのです)

 

暑の熱は肺臓を傷つける 

故に気がたりなくて心が煩わしい 口が渇き 尿が赤い

 

暑は先に心臓にはいる 汗は心(心臓)の液だから

故に冷や汗が出て湿が盛ん

故に体が痛くて 体が重い

 

暑は気を傷つけるから 元気を消耗させる

故に脈が虚(弱く)で不足

火(心臓)が旺盛だと金(肺臓)を剋する

すなわち金(肺臓)が水(腎臓)を生むことができない

医實曰く

暑に傷つけられれ嘔吐したり鼻血をだしたりする者もある

暑に心(心臓)を傷つけられると心(心臓)が虚になり

血を産まなくなる 

 

暑は心(心臓)と気を傷つける

夏の月は炎の暑さ 

火(心臓)が旺盛で金(肺臓)を剋す 

 

肺臓は気の主だから 火の熱が肺臓を傷つける 

故に気が短くなる

 

金(肺臓)は火(心臓)に抑えられているから 

だから 水(腎臓)を生むことができない

故に口が渇き 気が少ない 故に倦怠感 

 

※木室ミヱ子

醫方集解に記載しているのは

日射病は 

太陽の熱が心臓を攻撃し

その心臓が肺臓を攻撃し

肺臓が水を作れなくなるため 弱体化

腎臓が親の肺臓から水をもらえなくなるため弱体化する

と記載しています

日射病予防は 水を摂取するのではなく

熱を取りなさい 涼しく過ごしなさいと

記載しているのです。

 

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