ドクター 山口 きらら 漢方薬は総合病院とよく先生が言われますが

 

どのような点が総合病院でしょうか?

喘息 喘息は循環器科

鼻炎 花粉症 は耳鼻咽喉科

 アトピー性皮膚炎は皮膚科

間質性肺炎は 呼吸器科

 線維筋痛症 整形外科

クローン病 腸過敏性症候群は消化器内科

 

 

上記の症状がありますと

西洋医学では それぞれに

別れて 病院に通院されます

しかし 上記の症状 

東洋医学から診ますと

全て 

肺臓の火(熱 炎症)に起因します。

 

西洋医学では 

体に火という考え方がありません。

身体に火が多すぎると火の邪

  風で身体が傷ついている場合 風の邪  

  寒さで傷ついている場合 寒の邪

  暑さで傷ついている場合 暑の邪

       湿が多すぎると湿の邪

     乾燥で傷ついている場合 燥の邪

 

風 寒 暑 湿 燥 火 の邪を考えますが

西洋医学にはこの考えがありません。

 

ですから

日射病予防に水を摂りましょうと推奨する

湿の邪 水毒の考えが無いからです。

 

毎年 夏から秋 

水を摂りすぎて

水毒の症状の方のご来局が非常に多いのは 

政府や医療機関が水を推奨しているからです。

知識が無いと言う事は 怖いですね

その方の為と思って勧める事が 

重病な方にとっては

実は死に至らしめる事と分からない。

 

話を元に戻します。

肺に火が付きますと 

その肺臓の火は肝臓を攻撃します.

 

これを内蔵の継子いじめといいます。

肝臓は火を起こして

各臓器に火を与える臓器 

 

しかし 

適度な火は身体に必要ですが

火が多すぎると 

眠れない イライラおこる 

油もの肉類を食べれない

 頭がのぼせる 

首から上がホットフラッシュ

お酒が止まらない アルコール依存症 

手足がしびれる 

肝臓の数値が上昇する等々の

症状が発生します。

 

胃腸が傷つくと先に肺臓が傷つくと

醫方集解の本に記載しています。

 

何故 傷付くのでしょうか?

胃腸は 全ての臓器の総司令張と言われています。 

 

食物を消化 吸収して粘膜 皮膚 各臓器に

気 血 津液 精液を供給します。

その中で肺臓は

気を活力源として力を発揮します。

水を作って各臓器に

供給するのが肺臓の役割です。

しかし 胃腸が肺臓に気を供給できなくなりますと

 

肺臓が水を作れなくなり 火を噴く

肺炎です 間質性肺炎等々です。

肺臓に火が付くのです。

 

肺臓の親にあたる臓器は胃腸 脾臓です

肺臓の子にあたる臓器は腎臓です。

肺臓が継子いじめする臓器は肝臓です。

 

為に 肺臓 胃腸 肝臓はセットで機能低下し

病気を発症していきます。

漢方薬は親子関係を同時に考慮しながら

処方します。

各臓器にまたがった病気は

肺臓の火 乾燥 気の補い

肝臓の火 造血

胃腸の冷え 湿 気の補い 

等々を考慮する事で 臓器にまたがった全ての

症状を改善する事が出来るのです

 

沢山の病院を掛け持ちしていた事が

 嘘の事の様に無くなるのも漢方薬の特徴です。

病院に行く必要が無くなるのです

 

日本は医療費に大きく 貢献できていると

思っています。