AGE   終末糖化産物 について

 

令和の時代は此れまで 

隠蔽されてきた事が

次々に 世に出る時代と言われています

この記事もその一つかもしれません

朝って 2月10日月曜日の 

ラジオでは 中島院長と

1時間にわたり 午後1時半から2時半迄

これらの隠蔽されたお話しを致します

 

美味しそうな焼き色が実は老化の原因

中島歯科 歯学博士 中島龍市院長

【AGEについて】

AGEとは、加熱によって 

タンパク質と糖が結びついてできる老化物質の事である

これを糖化という

老化を早め 体に様々は悪影響(病気)を引き起こす

(例)ホットケーキ

こんがり焼けた美味しそうなホットケーキ

きつね色= 焦げ= メイラード反応

(1912年 フランスの科学者めらーるが

初めてAGEを発見した事による)

卵・牛乳の「タンパク質」と小麦・砂糖の「糖」を

混ぜて焼くことで「糖化」が起こった状態である

→「焦げ」がさまざまな悪さをする

AGEは分解されないので溜まっていくだけである。

故に「体の中で作らない」そして 

「食べ物を通して体の中に入れない」事が大切である

 

〇「体の中でつくらないとは」

血液中の糖(血糖)が高い状態が続かないようにする事である

スイーツ 清涼飲料水 アイスクリームなどの

砂糖の入ったものは 血糖値を急に上げるので控える

糖尿病にならない様に気をつける 

又 糖尿病の人はきちんと治療していく

 

〇「食べ物を通して身体の中にいれない」とは

調理法 食事に気をつける事である

AGEの量は「生」<「蒸す」<「茹でる」<「焼く」<「揚げる」

の順で増えていく

(例)鶏肉では水炊きのAGEを1とすると

 焼き鳥は5倍  から揚げは10倍になる

 

【AGEがコラーゲン繊維を粗悪化】

人間の身体はタンパク質の固まりであるが、

コラーゲン繊維の固まりとも言える

皮膚 筋肉 骨 血管 髪の毛 爪などの

全てコラーゲン繊維でできていて 

コラーゲン繊維の形が異なるだけである

コラーゲンの繊維は3本のタンパク質が

ビタミンcの働きで編み込まれて作られる

AGEはここに働いてコラーゲン繊維の

弾力と張力(ハリ)を失わせて 

粗悪なコラーゲン繊維を作り出す

それにより 全身のあらゆるもの

(皮膚 筋肉 骨 血管 髪の毛 爪など)

が劣化して老化していく

 

【AGEと病気の関係】

〇眼

水晶体タンパクのクリスタリンが糖化によって濁り 白内障になる

王班変性もAGEと関係している 紫外線はAGEを増やす

 

〇動脈硬化→ 脳梗塞 心筋梗塞 → AGEをが関係している

 

〇骨 軟骨の老化→骨粗しょう症 変形性関節炎 → AGEが劣化させる

 

〇筋肉 筋膜 腱 靭帯→ AGEが劣化させる

 

〇皮膚

シワ シミ タルミの形成に関係している 紫外線はAGEを増やす

 

〇がん

DNAの修復 複製にエラーが起こり 癌の発生 転移を起こす

 

〇脳

AGEが脳に蓄積 →認知症 パーキンソン病

 

〇髪

髪の毛のコシやツヤが無くなる 薄毛の進行

 

【発がん性がある超悪玉AGE=アクリルアミド】

アクリルアミドと同じレベルの

超悪玉は紫外線 ディーゼルエンジンの排気ガス 

「ヒトパピローマウイルス(子宮頸がんとの関連が疑われている)」

 

 

食品中の アクリルアミドの最小値と最大値

食品名           最小値 ~最大値

ホテトチップス       467~3544

フライドポテト       512~784

ビスケット・クラッカー   53~302

朝食用シリアル       113~122

トウモロコシチップ類    177~535

食パン・ロールパン     30以下

チョコレートパウダー    104~141

コーヒーパウダー      151~231

 

 

【AGEを増やさない方法】

1 揚げる  焼く より 煮る 茹でる

冷たいフライパン 

鍋に食材を入れてから火にかける

「コールドスタート」も食材をじんわり加熱させるので良い

 

2. 低GI 食品(血糖値の上昇が穏やかな食べ物)を

なるべく摂るようにする

そば 小麦全粒粉パン 玄米 レタスなどの葉もの野菜 

キノコ類 大根 かぶ ピーマン ブロッコリー 

ナッツ類 ヨーグルト チーズ バター リンゴ イチゴ など

 

3.調味料に酢 レモン汁を使い 抗糖化食材をとる

抗糖化食材・・・・・

ブロッコリースプラウト 玉ねぎ 

まいたけなどのキノコ類

 海藻 オクラ 納豆 モロヘイヤ 

などのネバネバ食品

ビタミンB6 ・B12 葉酸 ビタミンD 

ビタミンKはAGEの働きを抑制する

 

4. 繊維質のものから食べる 

炭水化物は最後に摂る

 

5.ゆっくりよく噛む(理想は一口30回)

 早食いは良くない

 

6. お菓子や清涼飲料水は控え目にする

 

7.食後は家事や散歩などで体を動かす

 

 

まとめ

AGEはここ20年位の間に研究されてきた概念であり 

まだ ほとんど 知られていません

今後 もっと新しい 

知見が出てくるものと思われます

老化の減速(アンチエージング)と

病気の予防のためには 

活性酸素(フリーラジカル)対策と

AGE対策が非常に重要です

医食同源という言葉が有りますが 

健康長寿を保つためには 「食」は非常に大切です。

食べる物を選ぶ時には 

その時の気分 体調などもかなり影響を与えますが

 知識があれば賢い選択ができると思います

常に聡明な食生活を心がける事が大切です。

中島歯科 歯学博士 中島龍市院長より

頂いた資料です。

 

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